漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
43才女性。
4年前の出産後から体調不良。
特に体の冷えが酷く、晩秋から冬にかけては外出が苦痛。
昨年4月京都に転入。
「京都の底冷え」を聞き心配。
月経が遅れる、倦怠感、風邪を引き易い、イライラ、便秘気味、目覚め早い、アレルギー等、訴えは多岐。
産後に増悪していることから腎の精血、精気ともに回復していない状態、冷えによる月経の遅れ、気滞による諸症状を考え食事、運動、睡眠、呼吸法に気を配りながら体を温める事に役立つ漢方薬を主にし、月2回の鍼灸治療を開始。
睡眠が改善傾向、便秘は改善、足が温かい時もあるようになった(本人の弁)
高齢出産の方に割合みられる症候でお産で、一機に腎の精を消耗し中々回復しないと「腎陽不足」が続き体が冷えやすくなったり、その後の老化のスピードが速くなったりするので産後に腎の精、腎陰、腎陽を補っておくことは大切であります。
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